大声で泣け笑え

乾いた笑顔で突っ走ってコケて涙が滲み出てそれが傷口にしみちゃったみたいで遣る瀬無いようなふがいないやでどうしようかわからず更に泣けてきちゃって収拾がつかなくなっちゃって手が付けられない子供のような風音です、どうも。
夏目漱石の『心』のKの心境と同調しちゃってます。
なんであの時すぐに死ななかったんだろうとか
おめおめと今まで生きてきたけどその間に巻き込んでしまった人を考えると
これ以上被害者を増やさないように断つべきだとか
それでもうちは淋しくて臆病でそんなことすら決断に踏み切れなくて
いっそ誰かが背中を押すか引っ張ってってくれればいいのにとか
やっぱりまた人に頼ろうとしたり
あと一歩になれば後ずさりして
飛び込めば手を伸ばして必死に摑まってすがり
うちは何をしたいんだい？
すごく滑稽だ。
人間に必要な前後運動なんてひとつだけなのに
なんて無駄でアホらしくてそれでいて虚しい
前進にも後退にもならない行為は
いつか糧に出来ないだろうか
そのいつかをうちは待つことができるのだろうか
そのいつかさえ待てれば
そのときに今日みたいな気持ちを見直せたら
きっと目の前の霧は晴れて虹さえみせるだろうに
わかってるけどそれでも悩むのはダメな事なのか
わからない
まだわからない
今はとにかく前へ進む何かを見つけないと
貴女以外の何かを見つけなきゃ
壊れてしまいそうだ