兎

淋しくて死ねる兎になりたかった。
そしたらそれ以上淋しいって思わなくなれるから。

ほんとは今の感情が淋しいってことなのかわからない。
ただ虚しいのかもしれないし
悲しいのかもしれない。
でも少なくとも誰かいればそれは緩和されるものだし
授業中以外は友達がいてそんなこと忘れられる学校に行けば元気だし
ただ夜中だけはだめ。
誰かがいないと泣いてしまう。
1人暮らしがしたい。
そしたら他の誰も気にすることなく
夜中に温もりを求めれるじゃない。
ぎゅってして幸せに眠れるでしょ。

人を抱きしめるのが好き
抱きしめられるのも好き
だって誰かいないと出来ないから
自分の存在が確かになるから

あの子が好き。
性格キツイけど好き。
多分恋ではあると思う。
愛にはなるかまだわからないけど。
だって可愛い。
もちろん見た目だけじゃなく中身が。
あの子の笑顔は最近ちょっと質が悪くなった。
あの子の周りの子の笑顔に近くなった。
もっとストイックなあの子が好き。
でもいつまでも視線が恐い。


風邪をひいた。
喉が痛い
鼻もずるずる
頭はガンガン響いてて
ちょっとボーってする時間がいつもより長い
それなのにさらに淋しくてまた涙が出てくる
音楽だけが今の救い。